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「不都合な真実」 [環境]

映画「不都合な真実」を観てきました。元アメリカ副大統領アル・ゴア氏を追ったドキュメンタリー、映画館はほぼ満員でした。地球温暖化の問題が、データや写真を使って分かりやすく解説してあり、何かアクションを起こすことの大切さを訴えていました。

私もマイ・箸や、マイ・買い物バッグを持ち歩くようにしていますが、こうした一人ひとりのアクションの積み重ねが、温暖化による気候変動という大きな問題へ立ち向かう第一歩だと思います。是非多くの方に観て頂きたい作品です。

ちなみにこの映画の主題歌「I Need to Wake Up」を歌っているメリッサ・エサレッジは、レズビアンであることを公表して活動しており、今年のグラミー賞にもノミネートされています。

不都合な真実

不都合な真実

  • 作者: アル・ゴア
  • 出版社/メーカー: ランダムハウス講談社
  • 発売日: 2007/01/06
  • メディア: 大型本


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淀川水系流域委員会の休止と記者会見 [環境]

大阪府庁記者クラブで行われた、脱ダムネット関西の記者会見のお手伝いをしました。

それに先立ち、国土交通省近畿地方整備局に要請文を提出しています。

文章は以下のとおり。

国土交通省近畿地方整備局
局長 布村明彦 様

河川行政の後退となる淀川水系流域委員会休止は認められない!

 2001年に始まった淀川水系流域委員会は6年間の活動を通じて河川行政に対する画期的な提言を行ってきましたが、ここにきて近畿地方整備局が一方的な休止宣言が出しました。  
本当に住民を守る治水とは、必要な利水とは、自然を活かす川づくりとは、という本来の「川と人のかかわり」として議論が深められてきた流域委員会が、重要な諮問課題である河川整備計画にふれないまま休止されようとしています。   

休止の理由に挙げられている河川整備計画案策定の遅れは、ひとえに河川管理者の責任です.その上、このような事態に導くことは、これまで6年間にわたって新しい河川法に基づいて築いて来た市民・学識者と近畿地方整備局との連携を、そして河川行政への信頼を大きく損なうものです。

委員会の活動を見守ってきた私たちは、河川管理者がどのような理由を取り繕ろうとも、委員会休止を認めることはできません。

これまで河川管理者との協力関係のもとに、 (やらせではない)傍聴者発言にも真摯に耳を傾け、議論を重ねて委員自らが自らの言葉で意見書、提言書を書き、活動内容を高めてきた委員会です。これまでにない民主的な取組で進められてきたこの委員会は、これからの国つくりにとっても欠かせない委員会モデルです。一方的な休止宣言は、中央官庁の方針に合わないものは切り捨てるという露骨な政策と言わねばなりません。

 河川行政を後退させることは絶対に許されません。今後も公開性、民主性、自立性を担保した委員会が継続するよう、早急にこの休止宣言を撤回し、前回同様に透明性のある手続きで次期委員を選ぶこと、それまでは現委員の任期を延長することを強く求めます。

                                以 上

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今回のアクションは夕方のニュース、翌日の朝刊などで報道されました。


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水と緑の健康都市(予定地) 視察 [環境]

今日は朝から大阪府北部の箕面市へ。近隣の市議会議員、町議会議員さん、府議会の小沢議員とともに、「水と緑の健康都市」の工事現場を視察に行ってきました。

奥はオオタカの営巣が確認されたため、保全地になっています。

これが造成地。ここが宅地になります。

豊能町のときわ台が見えています。(箕面というブランド力があるから)ときわ台より高く売れると説明されましたが、道路一本離れただけでそんなに地価が変わるのでしょうか?

大阪府はここに、9600人のニュータウンを作る計画です。人口減少社会において、新たな住宅地は本当に必要なのでしょうか?今日の視察で思ったことは、土地区画整理事業は本当に止められない、ということです。収支でみると、大阪府は750億円の持ち出しです。もちろん、計画当時の意思決定をした人たちはもういません。まさに誰も責任を取らない公共事業です。


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100万人のキャンドルナイト@オオサカシティ [環境]

クリスマスのイルミネーションが光るこの季節、少しの時間、電気の明かりを消して、ろうそくの火を点し、スローな時間を過ごそうというイベントが開催されます。誰でも無料で参加できる(自分の部屋でもできます)イベントですので、是非ご参加を!

■100万人のキャンドルナイト@オオサカシティ http://www.candle-night-osaka.jp/

Merry Christmas!の2晩前に、
もうひとつのMerryを。

大阪で初めてのその夜は、たぶん、
あなたにとっても初めての、不思議な体験になると思います。
クリスマスのイルミネーションで埋め尽くされた大阪西梅田が、
ほんの2時間だけだけれど、電気が消える。ロウソクのゆらめきだけの世界になります。
ひとりひとりに配られる、まっさらな2時間...あなたの心に生まれるmerryを、ゆるやかに感じてみてください。

◎冬至の夜。大阪・西梅田が2時間のライトダウン
◎地元学生やデザイナーによるキャンドルを使ったひかりのインスタレーション 
◎キャンドルアーティスト「Candle JUNE」のキャンドルパフォーマンス
◎Artist Museum「地球のあかり展」国内外のアーティストのメッセージアート

■100万人のキャンドルナイト http://www.candle-night.org/index.html
 こちらのホームページで、全国のイベントが検索できます。

(ホームページの「できた経緯」より転載)
2001年5月。景気をよくするために、どんどん原子力発電所を作ってどんどん電気を供給しよう、というブッシュのエネルギー政策に反対してカナダで「自主停電運動」が起こりました。

この流れに参加した辻信一とナマケモノ倶楽部はその後、毎月『カフェスロー』で「暗闇カフェ」を催すことにしました。

さらに2002年10月、辻信一は、縁あって知り合った、有機食材宅配のパイオニア「大地を守る会」の会長である藤田和芳をこの環境文化運動へと誘い、大地を守る会は、会員に向けて「でんきを消してキャンドルを」と呼びかけました。その後、大地を守る会に「久しぶりにゆっくり家族と話した」「子どもと絵本を読んだ。子どもも喜んだ」と読んでいても楽しい感想が集まったので、これはもっとたくさんの人に呼びかけてもいいかもしれない、とふたりは考え、12月、さらにまわりの人たちに声をかけ、一緒に名前をつけたり、キャッチフレーズを考えたり、呼びかけ文や、でんきを消す日と時間を決めたり、最初の呼びかけ人を集めたりして、準備しました。

こうして2003年6月22日。100万人のキャンドルナイトは始まりました。


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ディーゼル車規制 [環境]

5日の代表質問で取り上げたディーゼル車の広域での規制について、次の日の日経新聞に、以下のような記事がでました。

【排ガス不適合ディーゼル車、3大都市圏走行禁止へ・環境省】
環境省は東名阪の3大都市圏で排ガス基準を満たさないディーゼル車が走行することを全面的に禁止する方針を固めた。中堅以上の運送業者だけでなく個人営業などの小規模事業者も規制対象に加えるほか、他地域からの不適合車の乗り入れ規制も検討する。2006年の通常国会で法改正を目指す。
同省は専門家で構成する小委員会を7日に新設する。呼吸器疾患などの原因となる窒素酸化物(NOx)や粒子状物質(PM)による環境汚染を改善するのに必要な具体策を年内をメドにまとめる。

これはまさに代表質問で指摘した問題でしたが、都道府県としては難しく、国の動きとなりました。地域の問題なのに、どうして自治体ではこのような対策が具体的にできず、国が主体になってしまうのでしょうか?どうもすっきりしません。


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エコタウン視察 [環境]

堺第7-3区(廃棄物最終処分場跡地)を視察。

ここは、大阪エコタウンプランhttp://www.epcc.pref.osaka.jp/junkan/ecotown/index.html のなかで、「先導的に整備すべきリサイクル施設」に選定されています。


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100万人のキャンドルナイト! [環境]

「電気を消して、スローな夜をすごそう」というイベントが、今年も行われます。
1日だけ、1時間だけの参加もOK。環境問題だけでなく、一人ひとりがそれぞれの思いをこめてキャンドルの下で時間を過ごすことに大きな意味があるんじゃないかと思います。

■6月18日~21日(夏至) 夜8時~10時
http://www.candle-night.org/


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泉北教養講座 [環境]

毎週水曜日に授業をしている大阪医専の「人権論」。今日は知り合いの福祉関係の方に、ゲストスピーカーを依頼に行く。

昼からは、泉北教養講座のライフセミナーへ。今回の講師は、CASA専務理事の早川光俊弁護士。地球温暖化に伴う世界規模での気候変動の話に、危機感を感じます。まずは、京都議定書で約束した2008年~2012年の5年間で温室効果ガス6%減(1990年比)を達成しなければ。地方自治体が頑張らないと。


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フェアトレード・フェスタ [環境]

朝から、大阪国際交流センターで行われた「フェアトレード・フェスタ」に参加。

基調講演では、サフィア・ミニーさん(フェアトレードカンパニー(株)代表、グローバルヴィレッジ代表)のお話を聞きました。よく新聞やテレビなどで記事を拝見していた憧れの人だったので、実際にお話を聞くことができて感激しました。

彼女は、去年の9月、社会的問題に取り組むダイナミックな起業家を選出する「社会起業家のためのシュワブ財団」(スイス)によって、「世界で最も傑出した社会起業家」のひとりに選出されています。また、ダボス会議にも出席されたそうです。

講演では、多国籍・巨大企業の最高経営責任者(CEO)はお金を持ちすぎていて、庶民の感覚とはかけ離れてしまっているということ、また、彼らは権力者であるがゆえに、現場の真実を伝えられていないということが印象に残りました。これは、多くの議員にもいえることです。自分が現場に行って、当事者から直接話を聞くことは本当に大事だと思いました。
■詳しくは、こちらを参照 http://www.peopletree.co.jp/pages/safia_01.html

講演の後は、ファッションショー。サフィアさんが代表をつとめるピープルツリーの、春の新作コレクションのモデルにチャレンジしました。

オーガニック・コットンなどを使った服は、本当にやわらかく、着ていて気持ちがいいです。皆さんも、是非お試し下さい!

■オーガニックコットンとは? http://www.globalvillage.or.jp/pages/camp_oc_01.html
■ピープルツリーHP http://www.peopletree.co.jp/ 
■大阪では INEさんが取り扱っています http://www.i-ne.net/ 

昼からは、扇町公園へ。イラク戦争開始から2年目を迎えての「3・19 グローバルピースデイ」に参加。

その後は、久宝寺緑地へ。動物愛護グループのみなさんと大阪府との共同キャンペーン「犬・猫を捨てないで!」に行ってきました。

公園などに犬や猫を捨てる人が後を絶たたないために、犬猫の殺処分が増え、税金負担が増大しています。このキャンペーンは、「動物を捨てると30万円以下の罰金になる」ことを、多くの人に知ってもらおうというものです。まだまだ寒い中、懸命にキャンペーンをして頂いているボランティアの皆さんに心から感謝です。本当にお疲れ様でした。


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京都議定書、発効! [環境]

午前中、大阪医専で作業療法士になるコースを専攻している生徒さんたちが、授業の一環で府庁訪問にやってきました。そこで約1時間、「政治ってなんだろう」と題して、国会のしくみ、地方議会のしくみをレクチャーしました。

「今の国政の与党はどこでしょうか?」という私の質問に、「自民党と共産党」「民主党」というエキサイティングな答えがありました。うーん、面白いです。

皆さん、真面目に話を聞いてくれて、本当にうれしかったです。これで少しでも、政治に対する悪いイメージが変わったり、私たち一人ひとりたちが世の中を動かしていることを実感してもらえたら、と思います。

夜は、京都国際会館へ。京都議定書発効記念シンポジウムに参加してきました。

ノーベル平和賞受賞者でケニアの環境副大臣、ワンガリ・マータイさんが基調講演をしました。マータイさんの話は20分程度で、なんとなく公式見解的な発言が多かったです。
・受賞はマータイさんひとりだけのものでなく、発展途上国の女性みんなでもらったもの。ぜひ、この受賞に勇気をもってほしい。
・今回、ノーベル平和賞の概念の中に、環境が入ったことが大変すばらしい。
・世界の貧しい国々は、債務や貿易の障壁に苦しんでいる。
・貧困を過去のものにする努力をしてほしい。
・京都議定書発効については、国が承認するだけでなく、市民が行動しなければ意味を持たない。
・市民が力を合わせれば、変化を起こすことができる。
・環境難民が生まれる危険性。
・アマゾンに次ぎ2番目に大きいコンゴ川流域はとても大事な場所。ここも注目してほしい。

島嶼諸国の全権大使からは、「私たちの国が沈んでしまう前に、人間の優しい気持ちを気候変動に対しても持って欲しい」という発言がありました。これは、すごく説得力がありました。

発言者に共通していた内容は以下の通り。
・京都議定書発効は新たな始まりの一歩
・(先進国と発展途上国の)共通だが差異ある責任
・予防原則に基く行動
・多国間主義の成功
・次の約束期間へ、どれだけの国が参加できるようになるか
・将来世代への責任

浅岡美恵さん(気候ネットワーク代表)が、「私たちは排出削減の社会に入ります」と発言されていたのが一番印象に残りました。これこそ、京都議定書が発効した意味だと思います。今後は、温暖化ガス削減計画の具体化に向けて、自治体の役割が重要になります。


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