文化の力 [平和]
今日は午前中に事務所で取材対応。午後から「非戦の市民講座 第5回 平和憲法を実践する村~読谷村の基地返還闘争と文化村づくり」に参加。ゲストは、小橋川 清弘さん(読谷村役場 元 教育委員会・村史編集係長)。
私はプロジェクター投影操作の係をしました。
読谷村は、真ん中に大きな米軍基地がある村で、個人の土地が収用され、軍事関係の事故が続いたので、村ぐるみで基地返還の運動をしていました。その一方で、焼き物の釜や織物の工房をつくって、沖縄内の名人を呼び寄せ、文化村づくりをしました。基地返還のための運動と文化村づくりは、一見あまり関連がないように思えるのですが、現地の文化を磨いて米軍関係者に見せることが非常に重要、ということでした。自分たちの文化を尊敬してもらうことで、やっと対等に交渉ができる関係を築くことができるという思いがあったそうです。非常に興味深いお話でした。
非戦の市民講座 第5回 [平和]
昨年、堺で4回開催した「非戦の市民講座」、今年の開催日程が決まりましたのでお知らせします。
■非戦の市民講座 第5回
平和憲法を実践する村 ~読谷村の基地返還闘争と文化村づくり~
ところ:じばしん南大阪 セミナー室 堺市北区長曽根町183番地5
と き:2006年 5月27日(土) 14:00~16:30(開場13:30)
※資料代 1000円
ゲスト 小橋川 清弘さん
〔読谷村役場 元 教育委員会・村史編集係長〕
米軍基地の中に役場庁舎や文化センターが建ち、今なお沖縄戦の後始末「戦後処理」に励む村。その底力となったのが文化でした。文化は米軍、米国政府をも動かしました。文化の持つもうひとつの力。あなたにもあるその底力、見つけてみませんか。きっとなにかヒントが得られると思います。是非会場に足をお運び下さい。
ホームページ http://blog.livedoor.jp/hisen_shimin/
平和の旗 [平和]
今日は一日、堺東の事務所で作業。ニュースレターの版下をチェックしたり、原稿を書いたりしていました。
私の事務所(3階)の窓には、大きな虹色の旗が飾ってあるのですが、昨日は、これを見て事務所にいらっしゃった方がいました。若い女性二人で、アメリカとオーストラリアから来て、堺に住んでいるそうです。「表の平和の旗を見たのだけど、ここは何をしてるところなの?」「府議会議員の事務所で、平和の問題に取り組んでいるんです」「なるほど、頑張ってね!」何だか嬉しくなりました。
ちなみに、平和の旗とは、テロリズムと戦争に反対を訴えるイタリアから始まった市民運動で、家庭のバルコニー等に「PACE(パーチェ=イタリア語で平和)」という言葉の入った虹色の旗を飾る運動です。(私の事務所にあるのは英語で「PEACE」と書かれたものです。)
参考: http://www.bandieredipace.org/index.php?pagina=materiale
非戦の市民講座 第3回 [平和]
今日は衆議院議員選挙の投票日。自分の投票が終わった後は、非戦の市民講座へ。今日は第3回です。会場はJR堺市駅のところだったのですが、ちょうど向かいのビルに入っているスポーツジムで塩素ガスが発生したようで、消防車などがたくさん来ていてびっくりしました。
非戦の市民講座の今回のテーマは、「沖縄発、イラク行~米軍基地が隣にある、ということ」。
基地の問題に長年取り組んでこられた高里すずよさんのお話は、とても興味深かったです。沖縄でしか報道されないニュースがたくさんあるんだということがよく分かりました。例えば、米軍の女性や子どもへの暴行事件や、軍隊という組織自体がいかに暴力的なものかなど。沖縄の新聞にはほぼ毎日、基地問題に関するニュースがでているそうです。
ちなみに、私は今日は司会を務めました。
夜も、引き続き、女性たちで高里すずよさんを囲む会。こちらでも充実した意見交換ができました。
高里さんをホテルまで送って行ってから、自宅で開票速報を見ました。野党側の予想外の大敗に絶句してしまいました。
DAYS JAPAN 写真展 [平和]
ピースおおさかで特別展が開催されます。私も是非見に行きたいと思っていますので、ご紹介を。
「地球の上に生きる 2005 ―DAYS JAPAN フォトジャーナリズム写真展― 」
《展示内容》
☆第一部 私たちの生きる世界 ― その負の側面
2004年9月から2005年5月までに DAYS JAPAN 誌に掲載された作品を中心に、戦争、占領、難民、テロ、環境破壊、エイズ、差別、迫害、ドメスティック・バイオレンスなどをテーマに展示。 ☆第二部 真実へのまなざし ― DAYS 国際フォトジャーナリズム大賞受賞作品 日本で最初の国際的なフォトジャーナリズムの賞である「DAYS国際フォトジャーナリズム大賞」の受賞作品を展示。
☆第三部 人間讃歌 ― 生と愛、そして希望
私たちは何を守らなければならないのか、何を子孫に伝えるべきなのか ― 人間の尊厳をテーマとした作品を展示
《展 示》 展示期間 2005年 9月20日(火)~11月5日(土)
開館時間 午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休 館 日 毎週月曜日(9/26、10/3、10/10、10/17、10/24、10/31)
9月24日(土)、30日(金)、11月4日(金)
《会 場》 大阪国際平和センター(ピースおおさか)1階特別展示室
《入場料》 ピースおおさかの入館料のみ必要。
大人250円 高校生150円(20人以上団体50円割引)
中学生以下、65歳以上、障害者の方は無料
発送作業 [平和]
今日は、昨日に引き続き、ボランティアの方にお手伝いを頂きながら、府政報告の発送作業をしていました。あと、2~3日かかりそうです。
夜は9月11日(衆議院選挙投票日)にある「非戦の市民講座」(http://blog.livedoor.jp/hisen_shimin/)、第3回「沖縄発 イラク行き~米軍基地が隣にあるということ」の会議でした。
茨城県で社民党から、性同一性障害の当事者の方が衆議院選挙に立候補する、というニュースを聞きました。見えない存在から見える存在になること。見える存在になることで、見えなかった問題、差別が明らかになります。短い選挙期間ですが、マイノリティだからこその視点を大事に、多くの人に訴えかけて欲しいと思います。健闘を祈ります。
さて、今日メールをチェックすると「ズバリ言うわよ!アンタ、地獄に落ちるわよ!」という恐ろしい題のメールが来ていて、ついに嫌がらせメールがきたかと思って開いてみると、出会い系サイトの宣伝メールでした。まぎらわしい・・・。
「大阪空襲死没者を追悼し平和を祈念する場」完成記念式 [平和]
朝6時の新幹線で大阪に帰ってきました。
ピース大阪(大阪国際平和センター)で開催された「大阪空襲死没者を追悼し平和を祈念する場」完成記念式に出席。
大阪大空襲で亡くなられた人は約1万5千人。そのうち、名前の判明した人は、銅版に名前が刻まれています。
数字ではわからない、ひとりひとりの命のリアリティが伝わってきます。
参考:2004年11月14日日記
http://www004.upp.so-net.ne.jp/otsuji/diary/diary.html
国民保護計画の勉強会 [平和]
午後から、市民派議員のみなさんと国民保護計画の勉強会。大阪府では昨年1年かけて、国民保護検討委員会を開き、報告書を出しました。その報告書の最後の部分をご紹介します。
『最後に、「人を救うのは人であること」を付け加えておきたい。武力攻撃であれ、自然災害であれ、計画に記載された措置だけで人の生命は救えない。人と人のつながりを大切にすること、お互いの信頼関係を築いておくこと、こうしたことに我々が常日頃から努めておくことが、危機的な事態が発生した場合の対応力の向上につながり、一人でも多くの生命を救えることになると考える。』
この部分、とても引っかかります。武力攻撃事態の時、人の命を奪うのは人です。そこから逃げているように思えます。3月議会の一般質問の時も意見しましたが、大阪のような都会で武力攻撃を受けたら、住民を助けることなんて現実的にはできません。どうしたら平和な社会を築けるか、そちらの方に力を入れたいものです。
歴史・公民教科書に関する勉強会 [平和]
中学校の歴史・公民教科書についての勉強会に出席。今回の検定で、いわゆる「従軍慰安婦」についての記述がすべての教科書から消えてしまいました。また、強制連行の話も大幅に削除されています。今まさに、歴史の教訓が埋もれようとしていることに、強い危機感を感じました。
前にも紹介しましたが、ドイツの戦後の首相ワイゼッカーの言葉。
「過去に目を閉じる人は、現在が見えなくなり、再び新たな過ちを犯す」