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ピンクリボン。 [健康・医療]

 
レッドリボンはHIV・エイズのことについてですが、今日はピンクリボンのご紹介を。

ピンクリボン・プロジェクトは、アメリカで『乳がん』を早期発見し、死亡率を減らそうという願いから始まった運動です。

このプロジェクトは1991年、乳がん研究財団(the Breast Cancer Research Foundation)の創設者であり代表者であるイヴリン・H・ローダーさんと、「セルフ・マガジン」の当時の編集長であるアレグザンドラ・ペニーさんが考案したものです。これには、アメリカでの『乳がん』罹患率は8人に1人と非常に高く、当時は死亡率も高かったという背景があります。

このピンクリボンには、女性が『乳がん』を日々意識することの象徴となるようにという願いが込められています。またさらに『乳がん』になってしまった女性たちがこの病気を乗り越え生き延び、そして克服できるようサポートする周囲の人々の気持ちの表現でもあります。

詳しい情報は→NPO法人 J.POSH
http://www.j-posh.com/

私も、去年の12月議会の一般質問、今年9月の委員会質問で、乳がんの早期発見に有効なマンモグラフィ検査の取り組み強化について取り上げました。

また、性の違いに着目した健康上のリスクに関して、先日新聞でも取り上げられていたので、ご紹介します。

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http://www.asahi.com/health/life/TKY200411290318.html
喫煙で乳がんのリスク4倍に 閉経前の女性調査
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閉経前の女性は、喫煙によって乳がんになるリスクが、たばこの煙を吸う機会がない女性の3.9倍に高まり、受動喫煙だけでも2.6倍になることが、厚生労働省研究班(主任研究者=津金昌一郎・国立がんセンター予防研究部長)の調査でわかった。

岩手、秋田、長野、沖縄の4県で、90年に生活習慣アンケートに答えた40~59歳(当時)の女性約2万2000人を約10年間追跡調査し、180人が乳がんになった。

90年時点で閉経していたかどうかで分けて分析し、「受動喫煙」は、喫煙者と10年以上一緒に住んだことがあるか、職場などでほぼ毎日1時間以上たばこの煙を吸う機会がある、と規定した。

津金部長は「受動喫煙の影響も予想以上に大きい」としている。

一方、閉経後の女性では、喫煙や受動喫煙の影響ははっきりみられなかった。女性ホルモンが乳がんに関係するため、閉経前後で違いがでたらしい。喫煙の乳がんに対する影響調査は、これまで結果が分かれていたが、今回の大規模な追跡調査で影響が確かめられた。(2004/11/30)


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