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今日はエイズデー [健康・医療]

12月1日は世界エイズデーです。

YAHOO!等が行っているレッドリボンプロジェクトのホームページに、私のホームページからもリンクを張りました。昨年1年間のHIV感染報告者は780人、エイズ患者は385人、いずれも過去最高を記録しています。

■レッドリボンプロジェクト http://redribbon.yahoo.co.jp/
 >日本・世界の現状 http://redribbon.yahoo.co.jp/know/index3.html

大阪府でも、HIV感染が広がっています。今年10月時点で、エイズ患者が累計203人、HIV感染者が636人です。HIVに感染してもすぐにエイズを発症するわけではありませんが、特に20代、30代で感染する人が多いので、将来設計の見直しを迫られることになります。その影響は小さなものではありません。

■大阪府のHIV情報 http://www.pref.osaka.jp/chiiki/shippei/tokutei/aids/index.html
■携帯用サイト http://www.osaka-hivjoho.jp

HIV、エイズに関する正しい知識の伝達と、検査体制の整備を、これからも訴えていきたいと思います。


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大阪自殺防止センターへの支援を! [健康・医療]

大阪自殺防止センターが活動の場所を探している、ということを知人から聞きましたので、このブログでもご紹介致します。お心当たりのある方は、是非お知らせ下さい。(こうしたNPO等の活動への支援について、私も以前、質問で取り上げています。)

大阪自殺防止センター
http://www4.osk.3web.ne.jp/~befriend/index.html

【支援のお願い】
大阪自殺防止センターは、1978年1月20日に自殺防止を目的に電話相談を開始しました。開設時より大阪市東心斎橋にある島之内教会の一部をお借りして、27年間活動を継続してまいりましたが、このたび、教会の事情により転出を余儀なくされています。
1998年より年間の自殺者が3万人を越える状況が続いており、私達は年中無休、24時間体制でセンターが基本とする「傾聴とビフレンディング」によって、 自殺を考えるまでに苦悩する方々の声に耳を傾け、よき友達として感情を支え、 自殺防止に努めてまいりました。
1日に40~50件、年間約1万7000件の電話を受けています。「電話がつながってほっとした」「電話がつながらなかったら自殺を決行するつもりだった」 といったお声を頂く事も少なくありません。
社会状況の悪化と人間関係の希薄化の中にあって、心をつなぎ、支え、生命を守る活動はますます重要になると思われます。
センターの活動は、ボランティア相談員の全くの無償奉仕で、また、ほとんどの活動資金は、相談員の会費、個人・団体などの寄付で支えられています。しかし、毎年の事ながら資金に全く余裕は無く、移転を余儀なくされた今、苦しい状況となっています。
この大切な活動を継続していくために、ぜひ あなたの力をお貸しください。

○活動にふさわしい場所をご紹介ください
(条件)・24時間活動が可能である
     ・ボランティアの安全が保証される
     ・できれば、現在の06-6251-4343の番号を変更しなくても良い地域
     ・格安の賃貸料で70m2以上のスペース

○活動資金の援助
    あなたの善意を下記へお願いいたします。
    郵便振替口座 00980-3-319839

○詳細についてのお問い合わせは、大阪自殺防止センター事務局へ
    電話:06-6251-4339(月~金 10:00~17:00)


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健康福祉常任委員会 質問要旨 [健康・医療]

昨日、大阪府議会の健康福祉常任委員会が開催されました。私の質問要旨は、以下の通りです。行政からの回答は、追ってご報告いたします。

(1)発達障害者支援法に関連して
①本年4月から「発達障害者支援法」が施行され、この法律に沿って発達障害者への支援を図ることになったが、これまで大阪府は、発達障害に関する支援として、どのような取組みを行ってきたのか?
②「発達障害」とは、自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害、その他これに類する脳機能障害と定義された。「自閉症・発達障害支援センター」及び「大阪府自閉症・発達障害者支援対策連絡協議会」の名称を変更するべき。
③「大阪府自閉症・発達障害者支援対策連絡協議会」に、学習障害や注意欠陥多動性障害の団体を委員に加えるなど、もっと幅広く当事者団体や親の会の意見を聞くべき。
④保健福祉・教育・労働など、関係部局の連携、及び、地域の療育診断機関・市町村教育委員会・ハローワークなどのネットワークづくりの進捗状況は?
⑤「発達障害者支援体制整備検討委員会」を早急に設置すべき。

(2)中途失聴者への支援について
①加齢により中途で聴覚障害を生じる方、いわゆる中途失聴者について、府の認識は?
②要約筆記等、中途失聴者が日常生活をする上で必要なコミュニケーション支援について、どのような取組みを行っているのか?
③要約筆記者の派遣実績は1年間に41回のみ。ニーズにうまく対応できていないのではないか?
④「耳マーク」をもっと普及させることを提案する。3月3日「耳の日」に因んで、「耳マーク」の啓発を図るなど、効果的な普及促進に努めるべき。
⑤障害者自立支援法案の成立が見込まれる中、大阪府として、次年度以降、要約筆記にかかる事業をどのように進めていくのか?

(3)府立女性自立支援センターについて
①府立女性自立支援センターも指定管理者制度が導入される予定。DV被害を受けた女性を保護することなどを目的とした施設であるので、公募による指定管理者制度の導入に際しては、その本来の目的がきちんと担保できるような配慮を。


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自治体病院のこれから [健康・医療]

大阪府自治体病院開設者協議会の総会に出席。最近の自治体病院は、診療報酬の減額改定、研修医制度の変化などにより、経営的にも人的にも厳しい状況が続いています。特に、産婦人科の医師が不足していて、府内自治体では秋以降産婦人科がなくなるところも出てきているようです。大阪府への要望についてもよく検討していきたいと思います。

その前後には、20日、21日に行なわれる全国議員交流会の打ち合わせに出席。私の担当は、「男女共同参画とバックラッシュ」です。


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アジア・太平洋地域エイズ国際会議 [健康・医療]

ICCAP、第7回アジア・太平洋地域エイズ国際会議のイベント、NPOぷれいす東京の『知識から意識へ-HIV予防介入の実践とその評価-』に参加。

知っているということから意識することへ、他人ごとからの脱皮をどう図っていくかという実践的な話でした。ピア・カウンセリングについても、ファシリテーターがピアにどこまで主体性を求めるか?参加型にすればするほど、手間もかかるため、素晴らしい実践も一度きりになり、ファシリテーターが燃え尽きるということが指摘されていました。確かに、時間と手間をかけるといいものができますが、人の時間は有限です。限りある時間とエネルギーを勘案しての活動という視点は必要なものだと思いました。

現在開発中の啓発ビデオは、ピア・モデルによるドラマにしているそうです。大人はでてこない、データや科学的事実の提示による言語的説得はない。知識ではなく、行動や価値の学習を行うことを目指しています。視聴者が、登場人物やドラマのできごとを身近に感じ、メッセージに納得し、ロールモデルを見つけることができるのです。調査の結果では、実際ビデオを見た後では、視聴者の意識に変化があらわれました。完成は来年度くらいになるということなので、完成を待ちたいと思います。この集まりには、FM802のDJヒロ寺平さんも来ていました。

その後、ユースフォーラムのユースカフェも見学。各大学での活動などの紹介など、ユースが主体的にしているイベントです。ピア・エデュケーションの実践を頑張っています。松本大学の教員をしている川田龍平さんも松本大学の学生の皆さんとともに参加していました。


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アジア・太平洋地域エイズ国際会議 INSERT [健康・医療]

友人の結婚式に参加した後、夜から神戸へ。ICCAP、第7回アジア・太平洋地域エイズ国際会議のパーティ「INSERT」に参加。HIV関連のイベントには、大学の時からの友人などが参加していますので、久しぶりに会う人も多く、嬉しかったです。


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「エイズと若者」 [健康・医療]

午後から府庁へ。関西外国語大学に留学しているアメリカ人留学生とその先生が、府庁まで訪ねてきてくれました。卒論を「エイズと若者」というテーマで書きたいということでしたので、教育委員会、健康福祉部の方々をお呼びして、エイズ予防について、いろいろとレクチャー、資料提供をして頂きました。これが約3時間。ご協力頂いた職員の皆さんに感謝です。

夜は、アフリカン・コンサートの会議。いよいよ今週末に開催です。本当にお客は来てくれるのか、盛り上がるプログラム構成になっているか、心配はつきません。
http://www.pokemail.jp/african_concert/

このブログでも何度もご紹介をしていますが、みなさまどうか5月1日、お時間がありましたら、是非堺市民会館に足をお運び下さい。


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母子保健総合医療センターがテレビで紹介されます! [健康・医療]

大阪府立母子保健総合医療センターが、ドキュメンタリー番組として紹介されます。是非ご覧ください!

番組名■スーパーテレビ特別版(読売テレビ・日本テレビ系全国ネット)
タイトル■〔小さな生命を救え!巨大母子病院の真実(仮)〕
放送予定■5月2日(月)22:00-23:30 ※変更の場合もあります


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女性の女性による女性のための医療 [健康・医療]

気が付いたら、節分が終わってました・・・。

午前中は府庁へ。2月議会に提出予定の国民保護協議会設置条例案について、行政からの説明を聞きました。

昼からは、大阪府医師会館で行なわれた「健康おおさか21推進フォーラム2005 女性の健康 今日からイキイキ輝くために」に出席。「性差を考慮した医療・女性外来」と題して、千葉県衛生研究所所長、千葉県立東金病院副院長天野恵子さんが基調講演をされました。

天野さんは、日本の女性専用外来設置への動きの第一人者であり、男性/女性という「性差」に基いた医療(GenderSpecificMedicine)の重要性についてのお話でした。性差に基いた医療については、私も2003年の12月議会の一般質問で取り上げており、関心の高い分野です。

医学の専門家の方の、数値に裏うちされたお話には、とても説得力がありました。その上で、今までの医療は「女性の女性による女性のための医療ではない」と、きっぱりとおっしゃっていたことが印象的でした。

夜は、堺東の事務所で、「市民ネットワーク堺」の皆さんと月に1度の会議です。堺のこと、私の活動のことなど、いろいろと情報交換ができました。


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HIVを公表すること [健康・医療]

先日、南アフリカのマンデラ前大統領が息子のエイズ死を公表しました。
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/america/news/20050107k0000e030030000c.html

 南アフリカのマンデラ前大統領(86)は6日、ヨハネスブルクの自宅で記者会見
し、息子のマカト・マンデラ氏(54)が同日、エイズによる合併症で死亡したこと
を公表した。
 南アは、エイズウイルス(HIV)感染者数が世界最多で、1日に推定600~7
00人がエイズで死亡しているが、偏見が根強く、家族が死因を明らかにしないケー
スが多い。前大統領は「隠すのはよそう。死因はエイズだったと(皆が)堂々と言う
ようになれば、人々はエイズを特別な病気と思わなくなる」と公表の理由を説明し
た。

 マンデラ前大統領はエイズ問題をライフワークとして、チャリティーコンサートや
基金集めなどに取り組んでいる。(ヨハネスブルク共同)

毎日新聞 2005年1月7日 10時12分
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今度は、イギリスの閣僚がその言葉に共感してHIV陽性を公表しています。
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200501310004.html

英元閣僚、17年前からHIV陽性と公表
2005.01.31
Web posted at: 12:31 JST

- CNN/REUTERS

ロンドン──ブレア内閣の文化相を務めた労働党のクリス・スミス議員(53)は3
0日付のサンデー・タイムズ紙に対して、自分が17年前からHIV陽性だったと明
らかにした。南アフリカのマンデラ前大統領が、息子の死因をエイズと公表したこと
に動かされたためという。

スミス議員はサンデー・タイムズに対し、「ネルソン・マンデラの言葉にとても共感
した。誰もHIVを恥だと思う必要はないと言い、ほかの病気と同じように扱うべき
だと言った。マンデラは勇敢で正しい」と述べた。

1997~2001年にかけてブレア内閣の文化相を務めたが、ブレア首相に自分が
HIV陽性だと明かしていなかったという。

「自分の職務能力に影響はなかったので、話す必要を感じなかった。身近にいるごく
ごく少数の人にしか打ち明けていなかった」とスミス議員は話している。

最初にHIV陽性と診断されたのは1987年だという。

「最初に知らされた時は、本当に不安だった。当時はまともな治療法がほとんどな
かったから。しかし私は幸運にも比較的早く治療薬AZTの投与を受け始めることが
できた」とスミス議員は話し、以来17年間、治療薬と食餌療法の組み合わせで健康
を保っていると説明した。

スミス議員は、同性愛だと公表する政治家がまだ少なかった1984年に、自分が同
性愛だと明らかにしていた。

今年5月に予想される総選挙を機に、議員生活から引退する予定という。

南アフリカのマンデラ元大統領は今年1月6日、息子マカト・マンデラ氏(54)が
エイズによる合併症で亡くなったと公表し、エイズ差別の撲滅を呼びかけた。
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日本でも報道されています。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050131-00000005-san-int

スミス英下院議員 HIV感染公表 マンデラ氏告白に感銘

 【ロンドン=蔭山実】英国の議員として初めて同性愛者であることを告白した与
党、労働党の元国民文化相、クリス・スミス下院議員(53)が三十日付の英日曜
紙、サンデー・タイムズに対しエイズウィルス(HIV)に感染していることを明ら
かにした。感染が判明してから十七年もの間、公表を避けてきた同議員が沈黙を破っ
たのは、南アフリカのマンデラ前大統領が、エイズに対する偏見をなくそうと息子が
エイズで死亡したことを公にしたことに触発されたためという。
 スミス議員はこの中で、「感染を知ったときは治療方法もほとんどなく、本当に心
配だった。治療薬の開発で普通に生活することができ、幸運だった」と語り、エイズ
と戦えるようになってようやく公表できる時代になった点を強調した。
 ただ、公表の直接の引き金はマンデラ前大統領の告白だったという。
 スミス議員は「息子のエイズでの死亡を公にし、エイズだったことを恥じず、他の
病気と同じだという前大統領の発言に胸を打たれた。医療技術の発達で、今では元気
に暮らすことができる。感染を公表することに誤りはない」と語った。
 スミス議員は、アフリカ諸国では治療対策は乏しく、そうした国での感染者を取り
巻く事情は異なるとも指摘し、途上国では感染者は貧しい生活の中で不当な扱いにも
苦しんでいるとして貧困対策の大切さも訴えた。
 スミス議員は一九八三年に議員に当選し、八四年に同性愛者であることを告白し
た。当時は勇気のいる行為だったが、英社会や議会では好意的に受け止められ、九七
年の総選挙で労働党が政権を奪還したのに伴い、国民文化相に任命された。
 同議員はしかし、「仕事に影響が出ないよう、ごく親しい知人以外には知らせる必
要はないと思った」とエイズに対する偏見を考えてブレア首相にもHIV感染の事実
は伝えなかったという。
 同議員は病院の指示通りに治療に努め、山登りなどで体力増強に励んできた。この
ため、今後も元気に日常生活を続けられると期待してはいるものの、政界からは今期
限りで引退するという。

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一人の勇気から、すべてははじまる。
一人では変えられない、でも一人からしかはじまらない。

そんなことを思った記事でした。


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