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ジャナグル前夜祭 [堺市]


堺市内のイタリアン・レストラン「フィーロ・ロッソ」で開催した「ジャナグル前夜祭」へ。伝統楽器が刻むリズムと、踊りの力強さに圧倒されました。途中で私たち観客も一緒に踊ったのですが、ジャナグルメンバーのようなリズミカルな動きはとても真似できません。でも、見てるだけより、一緒に踊った方が断然楽しいです。明日は市民会館で、一緒に踊りましょう!
http://www.pokemail.jp/african_concert/index.html

ところで、昨日の晩も、ジャナグルメンバーと実行委員会で食事をしたのですが、その時に面白かった話をご紹介します。

昨日、ジャナグルメンバーは奈良の障がい者施設で演奏をしたのですが、途中で奈良公園の鹿を見て、「インパラ?いや違う」とザワザワしていたそうです。高橋朋子さん(ジンバブエ在住・ジャナグルのプロデューサー)は、「都会の鹿を見て喜ぶのは人間だけだよ。あんなに太っていて、円形脱毛症にもなっている鹿なんて、かわいそうで見ていられない」と感想を伝えてくれました。奈良公園の鹿が「都会の鹿」なら、私たちはきっと「都会の人間」なんだろうなぁと思いました(運動不足でストレスが多いという意味で)。

ジンバブエの人たちは、基本的に塩味のものしか食べません。いろいろな味付けは食べなれないので口に合わないそうです。そして、驚くほど小食です。しかし、ツアーで来日すると、飽食の癖がついてしまって国に帰ってから苦労するそうです。

もうひとつ、高橋さんの言葉。「歩くことは生きること」。ジンバブエの人たちはとにかくよく歩くそうです。都会に生きる私たちが一日に歩く距離は、ジンバブエの人たちに比べたらきっとすごく短いのでしょう。

今回のジャナグルのコンサートに関わったおかげで、いろいろな出会いがありました。ジンバブエに生きる人たちの言葉には、何か、私たちの生活を客観的に見るヒントがたくさんあるように感じました。


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