札幌から帰ってきました! [人権(LGBT等)]
雪が降ったりしていた札幌に比べると、やはり大阪は温かいです。
21日は、上田市長とのトークイベントでした。
「政令指定都市の市長が、選挙の前にセクシュアルマイノリティの団体が主催するイベントに来て、1時間トークをする。」
これは多分日本で初めての、画期的な出来事だと思います。札幌のLGBTコミュニティがここまでの力を持ったことが本当にすごい。今までの様々な活動の積み重ねでこの企画を実現された札幌の皆さんに、心からの敬意を表したいと思います。
今回のトークは、3つのテーマで行われました。
●セクシュアルマイノリティの人権について
●HIVの予防啓発について
●子どもの権利条例について
打ち合わせなしのぶっつけ本番でしたので、深い論議にまでは至りませんでしたが、上田市長が持っている、ぶれることのない人権感覚を感じることができました。
札幌市では、子どもの権利条例案が3月議会で否決されてしまいました。これは、日本の法律、条例の中で、初めて性的少数者という言葉が入った画期的な条例案だったので、とても残念でした。
しかし、上田市長は、次の公約でも、この子どもの権利条例を通すと掲げておられます。再選されたら、きっとこの画期的な条例ができると思います。上田市長の再選に向けて、心からのエールをおくりたいと思います。
また、このイベントには、高橋はるみ知事もメッセージをよせてくれました。札幌のコミュニティのパワーには驚かされます。
その日の夜は、特定非営利活動法人 札幌レズビアン・ゲイ・コミュ二ティ・サポートセンターat(アット)の事務所で、スタッフの皆さんとお鍋を囲んで、意見交換をさせてもらいました。なんだか大学時代の友達の家でお鍋をしているような、アットホームな雰囲気で楽しかったです。ありがとうございました。
アットさんは、ホームページで立候補予定者へのアンケート結果を発表される予定だそうです。北海道の皆さん、ぜひチェックしてみて下さい。
http://www.npo-at.org/