第1回「国民保護協議会」

在大阪シンガポール領事のヤップ・ミン・ワーさんと意見交換。6月に会派でシンガポールに視察に行くので、その事前勉強会のゲストをお願いしました。ヤップさんは、日本でいう通産省出身の方で、外務省ではありません。大阪の地盤沈下とともに、大阪に進出するシンガポール企業の支店も減ったため、領事館事務が東京一極集中になっているとのこと。以前は大阪には5人くらいのスタッフがいたそうですが、いまはたった2人になっているそうです。大阪に活動拠点をおきたいと思う企業が減っている！大きな危機感を感じました。

昼からは、第1回の「国民保護協議会」を傍聴。龍谷大学の李洙任さんが、国民保護法の英訳について質問。地方自治体の責務は、住民の生命と財産を守ること。「国民」と「住民」では、明らかに対象が違ってきます。この問題は本当に重要です。
また、危機意識を高めるための工夫を、といった意見も出ていました。災害に対する危機意識を高めることと、有事に対する危機意識を高めるのは、まったく違うものです。このような意識の元に進められることは大変危険です。

その後、府庁で教育委員会の方と、相談2件。