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柳沢大臣の発言について思うこと [男女平等]

一言でいうと軽率だったという事につきると思います。私の感覚では産む機械より、健全発言の方が問題だと思いました。

「結婚し2人子どもを持ちたいと思うこと」が健全であるとしたら、結婚しない人、子どもを産まない人、子どもを産めない人は不健全なのでしょうか。

現在の家族は多様化しています。離婚率は3割です。シングル・マザー、シングル・ファーザーもいます。事実婚の人もいます。もちろん同性愛者もいます。

そして近い将来、標準世帯ではなく単独世帯の割合が一番高くなると予測されています。

今、必要なことは多様なニーズがあり、多様な生き方をしている人々がいる現実に制度をあわせていくことだと思います。


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日本の女性議員について [男女平等]

今日は、立教大学教授の五十嵐暁郎先生とメリーランド大学準教授のミランダ・シュラーズ先生が、事務所にいらっしゃいました。日本における女性の政治参加を研究するためのインタビューだそうです。非常に興味深いお話でした。

午後は府庁で打ち合わせ。9日の臨時委員会の準備が始まっています。


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岡沢憲芙さん講演会 [男女平等]

朝から茨木市へ。第6回ローズWAMまつりのイベントで講演。昨日2回も同じテーマでお話しているので、だんだん皆さんにうまくお伝えできるようになってきた気がします。ローズWAMまつりは、地域の人たちのお祭りとして、女性だけでなく大勢の人で盛り上がっていたので嬉しく思いました。

右は主催者の池田さん、左はインターンの松本さん。

14時からは同イベントの岡沢憲芙さんの講演に参加。タイトルは、「地域は?家庭は?まちづくりを考える~スウェーデンの取組から~」。岡沢さんの本は読んでいたのですが、お話を聞くのは初めて。今は変化と相互依存の時代、政治などの意思決定の場に様々な価値観を持った人を参加させ、より価値複合的な判断をすることが大事、という指摘には、何度も大きくうなずきました。スウェーデンの例を引いて、18歳選挙権や同性パートナーの法的保障にも触れていました。

帰宅後、明日からの視察の準備。今度は中国・大連に行ってきます。


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均等待遇に関する学習会 [男女平等]

今日は、大阪市内で行われた均等待遇に関する勉強会で講演しました。


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防災フォーラム、新聞掲載 [男女平等]

■朝日新聞
女性の視点で災害検証 震災10年フォーラム 2005/11/14
http://mytown.asahi.com/hyogo/news01.asp?kiji=11273

阪神大震災から10年の節目に、女性の立場から災害を検証しようと、防災フォーラム「災害と女性」が13日、神戸市中央区の「あすてっぷ神戸」で開かれた。DV(ドメスティック・バイオレンス)被害者らを支援する市民団体「ウィメンズネット・こうべ」(正井礼子代表)が初めて主催した。市民ら約100人が参加し、震災で女性が受けたさまざまな被害などについて、パネリストらの議論に熱心に耳を傾けていた。
 フォーラムは、女性の被害や生活面での復興についての議論が置き去りになっているとして企画された。市民団体「性を語る会」の北沢杏子代表や市民団体「公的援助法実現ネットワーク被災者支援センター」の中島絢子代表、尾辻かな子・大阪府議、スリランカのジャーナリスト、スベンドリニ・カクチさんら5人のパネリストが、NGO「神戸外国人救援ネット」のもりきかずみさんの進行で話し合った。
 北沢代表は、震災直後に被災地の避難所を訪れた経験を語った。「段ボールで仕切られただけの避難所で女性は不安な日々を過ごし、被災地では実際にレイプが頻発した。民間の相談所にもレイプや中絶の相談が増えた」とし、「災害発生時に女性が安心して過ごせるシェルターを作る必要がある」と訴えた。
 カクチさんはスマトラ沖地震後のスリランカの状況を説明。「夫を失った女性は収入が途絶えるうえ、また夫が亡くなるのでは、との不安から再婚もできない。女性がリーダーシップを取って女性の視点から援助する体制が必要だ」と話した。
 最後に6項目のアピール文を拍手で採択。近く国に提出し、実現を働きかける。
(11/14)

■神戸新聞
「災害と女性」考える 神戸でフォーラム 2005/11/14

 災害時に女性がさらされるさまざまな問題を議論するフォーラム「災害と女性」が十三日、神戸市中央区、あすてっぷKOBEで開かれた。避難所での性被害、夫から妻への暴力の増加などが報告され、「防災・復興対策の意思決定に女性を参画させる」など六項目のアピールを採択した。
 市民グループ「ウィメンズネット・こうべ」が主催。全国から約百人が参加し、五人のパネリストが話し合った。
 スリランカ出身で東京在住の通信社特派員スベンドリニ・カクチさんは、昨年のスマトラ沖地震について「スリランカでは女性は泳ぎを教わっておらず、おぼれ死ぬケースが多かった」と指摘。「子供の死を周囲に責められ、自殺した母親もいる」と語った。
 阪神・淡路大震災後、避難所などを巡回した「性を語る会」(東京)代表の北沢杏子さんは、被災女性やボランティアへのレイプ、避難所での幼児に対する性的虐待などを報告。「ウィメンズネット・こうべ」の正井礼子代表は「防災や復興対策に『女性の人権』という視点を」と訴えた。
 政府の中央防災会議は今年七月、防災基本計画に「男女のニーズの違いに配慮する」などの修正を加えたが、具体的な取り組みはこれから。フォーラムで採択されたアピールは近く、防災担当大臣らに送られる。(磯辺康子)


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防災フォーラム 災害と女性 ~防災と復興に女性の参画を~ [男女平等]

今日は神戸へ。「防災フォーラム 災害と女性 ~防災と復興に女性の参画を~」に、パネリストとして出演。会場はほぼ満員。ご来場いただいた皆さん、ありがとうございました。

他の出演者の皆さんから発表された、阪神・淡路大震災や、インド洋大津波の被災地からの報告は、聞いていて本当に胸が詰まりました。

■阪神・淡路大震災の報告から
・犠牲者の男女比が偏っており、女性の方が被害者が1000人多かった。高齢女性の所得が低く、古い木造住宅に住んでいた人が多かったため。
・被災したあとも、ストレスの高まった夫の暴力や、職場のリストラの標的になったのは女性や子どもたちだった。災害等の非常時には、より弱いものへと暴力が向かう。

■インド洋大津波の報告から
・女性の被害者数は、統計もなく、聞き取りで調査するしかなかった。
・サリーを着て長髪を結った伝統的なスタイルの女性たちは、津波から走って逃げることができず、また、障害物に衣服や髪がからまって、犠牲になった。
・津波の後、子どもが犠牲になったことを夫などから責められ、自殺する女性が多かった。
・漁村における大家族が相互に助け合う昔ながらのコミュニティが、津波で崩壊。復興期に女性が活躍したため、地域での女性の発言力が増した。

私のほうからは、これからどうしたらいいのか、という視点で、議会質問の経験をお話しました。当日配布した私のレジュメは、後日、ホームページに掲載いたします。

このフォーラムでは充実した資料集を制作しています。興味のある方は是非ご一読ください。

■「女たちが語る阪神・淡路大震災」(復刻版) ウィメンズネット・こうべ編 800円
 マスメディアが流した美しい「家族幻想」、そこからこぼれ落ちた女性たちの思い、震災の経験を風化させず、今後の日本のあり方に活かしていく、それが私たちに出来ることなのかも知れないと復刻版を出版します。 未曾有の災害が女性たちにどんな影響を与えたのか、被災地で女性たちが経験したこと、そこで感じたこと、考えたことなど、被災直後の生の声を集めた貴重な記録です。災害時の女性のニーズがよくわかる資料でもあります。

■「災害と女性~防災・復興に女性の参画を~」 ウィメンズネット・こうべ編 800円
 阪神・淡路大震災、新潟中越地震ほか世界各地の災害を、ジェンダーの視点で検証した貴重な資料。(海外資料は翻訳)今後予想される大災害に向けて、この冊子が役立つことを願っています。

※いずれも 送料1冊 210円 
 申込先 ウィメンズネット・こうべ TEL/FAX 078-734-1308


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明日の準備 [男女平等]

午前中、明日の防災フォーラムの準備。午後は久しぶりのOFF。


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災害と女性 [男女平等]

朝から府庁で9月議会の説明聴取。その後、会派の政調会で代表質問の打ち合わせ。会派の政調会長と副政調会長2名、計3名の打ち合わせだったのですが、議論百出でとても面白かったです。今日の打ち合わせを受けて、来週までに代表質問の流れを考えないといけません。

昨日のブログで書いたアメリカのハリケーンの影響。続報が出ていました。心配していたような女性への性暴力が広がっているようです。

【東京新聞】
天災 米の内面も直撃 ハリケーン被害
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kakushin/20050905/mng_____kakushin000.shtml
『水や食料もない上、暑さでお年寄りや赤ちゃんが死んでいった。レイプまで起きた。何かが間違っている。これは殺人だ。人が死のうとしているのに、助けを求められた警官は見て見ぬふりをした』

【朝日新聞】
物資不足、奪い合う住民 ニューオーリンズ
http://mytown.asahi.com/usa/news02.asp?kiji=8291
『市警察のコンパス署長は「施設内で暴行やレイプが横行している。観光客が施設に立ち寄って、暴徒のえじきになっている」と話した。』

【Women's eNews】
ニューオーリンズのレイプ多発は、当局の対応によっては避けられたかもしれない
http://www.womensenews.org/article.cfm/dyn/aid/2439/context/cover/

阪神大震災の時は、女性への性暴力の問題は報道の対象になりませんでした。震災の復興を報道することに主眼がおかれたためです。それと比較すると、まだ報道がでているだけましなのかも知れません。

関連するイベントのご紹介を。尾辻も第2部のパネリストとして出席します。

■防災フォーラム 災害と女性 ~防災と復興に女性の参画を~
 http://homepage1.nifty.com/womens-net-kobe/

 日時 11月13日(日) 12時開場
 場所 あすてっぷ神戸2F
 参加費 当日1500円 前売1000円
 郵便振替口座(01110-7-66771)に前売金額を振り込んでください。

 第1部 「被災地における女性と子どもの人権
 第2部 「防災と復興に女性の参画を」

日本でも、大型の台風14号が上陸しています。被害が心配です。


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母子家庭母の集い [男女平等]

羽曳野で行なわれた大阪府母子寡婦福祉連合会の「母子家庭母の集い」に参加。健康福祉常任委員ということで、案内を頂きました。

資料の中のアンケートには、母子家庭の平均年収が160万円とあります。しかし、平成20年より手当の減額が予定されており、母子を取り巻く環境は本当に厳しいものがあります。女性が(男性もですが)一人でも安心して子どもを育てられるよう、サポート体制を整備する必要があります。


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女性映像フェスティバル2005 [男女平等]

ドーンセンターで行われた「女性映像フェスティバル2005」に参加。「ベアテの贈りもの」「日本発 映画をつくる女性たち」「韓国発 映画をつくる女性たち」の3本を見てきました。

「ベアテの贈りもの」はホールがほぼいっぱいになる盛況ぶりでした。ベアテさんが両性の平等を憲法に書いたあと、日本の女性たちがそれをどう活かしてきたのかが描かれていました。日本の第1派フェミニズム、第2派フェミニズムの運動がダイジェストでまとめられていて、私たちのような若い世代にとっては、過去の運動の流れがよく分かり勉強になります。

そういった意味では、最近読んだ「ジェンダーで読む日本政治」 も面白かったです。

ジェンダーで読む日本政治―歴史と政策

ジェンダーで読む日本政治―歴史と政策

  • 作者: 進藤 久美子
  • 出版社/メーカー: 有斐閣
  • 発売日: 2004/11
  • メディア: 単行本


この本に、市川房枝たちの戦前からの婦人参政権運動が詳しく語られています。市川らは、日本が戦争への道を歩んでいく中で、戦争に反対して逮捕されるか、それとも協力をすることで婦人参政権の獲得を目指すのかの選択を迫られます。結局、市川らは後者を選ぶわけですが、この選択しかなくなるところまできてしまうと、もうどうにもならないんだという気がします。この歴史の教訓を忘れてはならないと思います。

「映画をつくる女性たち」も面白い映画でした。男性しか入れなかった映画製作の現場に、女性たちがどう進出していったかが描かれています。たくさんの女性監督のインタビューが出てきますが、女性だというだけで、嫌がらせをされる、スタッフがバカにする、それは韓国も日本も同じでした。現時点では、やっと映画関係者の1割が女性になったということです。


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