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安保法制 [国会]

安保法制 成立をうけて

https://www.facebook.com/otsujiosaka/posts/410236672503572?pnref=story

戦後70年を迎えた日本に、集団的自衛権の行使を容認する法律が可決された。従来の憲法解釈を閣議により変更するという法的安定性を欠くその乱暴なやり方は、法治国家の根幹を揺るがすものだ。その手法に妥当性は感じられない。違憲立法に憤りしかない。
 今回多く指摘されているように、民主主義の新しい回路がひとつ開けた。選挙だけが民主主義ではない、デモや集会による民主主義。それも動員ではない若い世代の参加者たち。セブンイレブンでプリントアウトしたプラカードを持ち、自分の声で回りをリードするための小さいトラメガまで持っている。主体的な参加者の集団がそこにできていた。そこに集っているメンバーを見ると、大阪では、ヘイトスピーチのカウンター、仲良くしようぜパレードをしてきた面々、秘密保護法反対運動、女性たちの平和運動、都構想反対住民投票運動、これらの運動のノウハウやつながりが地下水脈となり、新しい運動が萌芽したように見える。特に大阪、関西は、シールズ関西以外にもSADLといった社会人も参加している団体や、京都、滋賀といった地域別の団体もあり、多様性があったのが特徴的だった。このような団体主催の演説会に政治家が参加するという形、他党との合同演説会ができるのは新しい共闘の形だったと思う。
 
私は悲観していない。これは、終わりの始まりだ。終わったのは、安倍自民党。始まったのは、ストリートデモクラシー。市民は黙って泣き寝入りしない力とノウハウを身につけた。今度は政党側がその声にどう耳を傾けるのか、そして、議会の中で実現する力を身に着けるかではないだろうか。そして、国会前にいけなかったが不安を感じている多くの方々や、日々の暮らしの中で、介護や子育てを担ったり、残業の毎日で安全保障法制なんて縁遠いと思っている方々に届く言葉や政策をどう紡いでいくのか。
今回の一連の運動の中で演説をさせてもらった時、私はこう話をさせてもらった。
「戦後70年のこの日本を私たちの手で戦後100年にしたい。一世紀、100年間、戦争をしなかった国を皆さんとつくりたい」と。
私はあきらめていません。これからです。戦後100年を一緒につくる努力を皆さんとともに続けたいと思います。
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