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3・11 [福祉]

2011年3月11日のすぐ後の日記です。


震災が金曜日だったから、丸一週間がたった。

デイの日に地震が起こり、停電した。

そこから、まずは利用者さんに落ち着いて頂けるように、ギターを弾いて
気分を変えてもらい、信号機がつかない渋滞の中を利用者さんを送って行った。

ある家では、昇降機が停電で動かず、
70キロ近い方をおぶって階段を上った女性スタッフがいた。

次の日は、昼過ぎまでのサービス。

月曜日からは通常営業。

計画停電によって、入浴時間が変わる。
ポットも動かなくなる。
暖房もきかなくなる。

そして、ガソリンの確保も厳しい中、列に並んでなんと確保している。

余震はあるが、大きいのでない限り、大騒ぎしてはいけない。
利用者さんに動揺が広がってしまうため。

停電の日は、どうしても歌が多くなる。
そろそろ声が枯れてきた。

うす暗い部屋で歌う歌。

今、ここで、できることをするしかない。

明日も仕事だ。

明日は停電がないらしい。それだけで、ほっとする。

停電だから、サービス提供できないと断らないことが、どれだけ大変か。

しかし、いつも通りデイがあるからこそ、ご家族の皆さんも通常の生活できるという側面もある。

スタッフも、原付で来たり、足の確保に頑張っている。

みんなで力を合わせて、乗り切っていきたい。

いつもどおり、デイのサービスを滞りなく提供すること。

これが、今回の私の震災でできること。


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