ヴォイス・オブ・ヘドウィグ [映画]
22日から、東京・大阪で公開中の「ヴォイス・オブ・ヘドウィグ」。
先月、監督のキャサリン・リントンさん(オープンなレズビアン)が映画の宣伝にいらっしゃった時に、お会いすることができました。
詳しくは、allaboutで記事になっているので、ご覧頂けるとうれしいです。
http://allabout.co.jp/relationship/homosexual/closeup/CU20070905A/index.htm
この映画は、アメリカにあるハーヴェイ・ミルク高校に通う生徒たちの物語と、その高校に寄付をするために映画『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』で使われた曲を有名なミュージシャン(オノ・ヨーコ、シンディ・ローパ)たちがレコーディングをしてチャリティアルバムをつくるという二つのストーリーが重なっています。
ハーヴェイ・ミルク高校とは、LGBTの子どもたちが学校や家庭から排除されてしまい、学びの場を失ってしまうことに対して、何とか通える学校をつくろうとできた場所です。
リントン監督とのお話の中で印象に残ったのは、「この映画の主人公は有名なミュージシャンじゃない、学校に通う子どもたちだ」という話でした。
生きにくさを抱えた10代の子どもたちが自分たちの可能性を信じ、自分の居場所をつくっていく。一度は家族や学校が自分を否定したとしても、それで人生を諦めずに自分らしく生きていく。そのパワーに元気をもらえる映画です。
監督はインタビューの最後にこのようなメッセージをくれました。
「自分の声を見つけること。そして、自分に誇りを持つこと。ゲイであることは神様からもらったものです。
けっして恥ずかしいことではありません。自分を愛して、そして、あなたのコミュニティを愛して下さい」
映画の詳しい情報は、公式ホームページをご覧下さい。
http://www.uplink.co.jp/voiceofhedwig/