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NTTドコモの有害サイト規制について [人権(LGBT等)]

週刊誌「AERA」(2007.3.26号)に「暴走する携帯 学校裏サイト」という特集がありました。子どもたちが携帯から様々なサイトにアクセスし、いじめが始まったり、出会い系サイトとつながる現状があり、それらへの対応のために、総務省から携帯3社に対して有害サイトへの接続を規制するフィルタリング・サービスの取り組みを強化するよう要請をしたとのこと。

それを受け、携帯3社もフィルタリング・サービスを徹底することになりました。3社でやり方はばらばらなのですが、「ドコモとソフトバンクのブラックリストは、フィルタリング・サービス大手「ネットスター」のデータベースを使う。ネットスターがサイトを調べて分類したジャンルのうち、ソフトバンクはギャンブルやアダルトなどの10種、ドコモはこれに加えて同性愛、宗教、政治活動・政党の閲覧を規制する」と記事に書かれています。

実際にドコモのホームページにも、「お子さまに安心してケータイを持たせられるよう、出会い系サイトなどの有害なサイトへのアクセスを制限することができるサービスです。」と書き、アクセス制限の対象カテゴリに「ライフスタイル(同性愛)」と明記されています。
http://www.nttdocomo.co.jp/service/imode/menu_site/kids_imode/index.html

これについて、同性愛者等の当事者の方々から様々な情報を頂いたので、私もドコモに連絡をしました。

私の方からは、以下のように要望しました。
・ライフスタイル(同性愛)を有害サイトとすることは誤解を招くため、削除を検討してほしい
・窓口での対応がバラバラなので、統一見解を出してほしい

キッズi-mode担当の方と電話でお話をしたのですが、以下のような回答でした。
・NTTドコモとして、同性愛自体が有害であるとは考えていない
・現在、対象カテゴリの見直しを検討している
・見直しにあたっては、ネットスター社の情報を使っているため、そちらとの調整もあり、時期の目処は現在のところわからない

これからNTTドコモがどのような対処をされるのか、注意深く見守りたいと思います。


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