川田龍平さん講演会 [堺市]
『いのちに向きあう』 川田龍平講演会
第1部 川田龍平さん講演
第2部 龍平さんと語ろう 語る人 川田龍平
都木恵子
山中優子(堺市議会議員)
に行ってきました。
前日に世界社会フォーラムの参加を終え、ナイロビから帰ってきたそうで、お疲れのはずですが心のこもったいい講演でした。
せっかくの参加なので、質問をしました。(ペーパーでですが)それは、いわゆる自己責任論についてです。
HIV感染者はひとくくりではなく、感染経路によって自己責任論があるのではないか?薬害エイズは国の被害者として扱われているが、性的接触による感染はリスクのある行動をした結果として自業自得だと考えられていないか?
龍平さんの答えは明確でした。
「誰も感染しようと思って感染したわけではない。だから、感染者として同じだ。同じ痛みを持つものだ。感染経路によって差別されてはいけない。最近、自己責任と個人にすべてを背負わせる風潮があるが、目指すべきは助け合いの社会だ」
今回は、薬害エイズの話が中心でしたので、HIVに関する現状や教育についてはあまり深いところまではふれる時間がなかったのですが、、参加したほとんどの人が現在約6割が同性間の性的接触による感染であるという事実を知らないことには危機感を覚えました。
もっとHIVについて、話をしていく必要がありますね。
2007-01-27 23:57
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