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大阪府議会議長、はじめての「マニフェスト選挙」! [大阪府]

5月議会が終了しました。議長には、公明党の美坂議員が選ばれました。

大阪府議会の5月議会は、別名「役選議会」。議長、副議長、監査役が毎年慣例的に交代します(地方自治法上の任期は4年)。今期の議長は101代目。昨年は100代目の議長をどの会派から出すのかで会派間の駆け引きが長引き、なんと朝方まで議会が終わりませんでした。議員はもちろん、知事をはじめとする行政担当者など、関係者全員が朝まで府庁に残ったため本来ならば必要ない費用がかかりました。

今年も昨年とまったく同じ構図でした。過半数を握っていない第1会派自民に対し、第2会派の民主と第3会派の公明が、非自民の議長選出を求めました。ここでキャスティングボートを握るのが、第4会派である私の所属会派「主権おおさか」。

昨年のように、党利だけの議論で議会が長引き、その分の費用がかかるような事態は何としても避けなければなりません。主権おおさかでは、議長候補者に対して「議長としてどのように議会改革を進めていくのか」を、明らかにするよう求めました。こうして、府議会始まって以来の「マニフェスト議長選挙」になりました!

結果はわずか1票という僅差で、公明の美坂氏が選出されました。今までは名誉職的な意味合いが大きかった府議会の議長ですが、今回議会改革の方向性を具体的に示すマニフェストを提示して選挙を行ったことで、より積極的に改革に取り組むことが求められるようになりました。これは大きな成果です!

もちろん、議長だけでは議会改革は実現できません。どんな改革でも最終的には議会の承認が必要です。しかし、こうしてマニフェストを示して議長に選出された以上は、その実現にしっかり取り組むよう、求めていきたいと思います。


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