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安心・安全都市環境調査特別委員会 [大阪府]

朝から、安心・安全都市環境調査特別委員会が開催されました。
私は、2番目に質問をしました。

Q&Aの概要は、以下のとおりです。

Q1 災害時には、女性や子どもへの暴力が増えると思う。相談窓口の設置やその
周知など、暴力防止のための施策を検討して欲しい。
A1 国の中央防災会議の防災基本計画の改訂の状況などを踏まえながら、検討す
る。

Q2 大阪府の災害対策本部に、女性は知事しかいない。防災体制を見直し、女性
の声を拾うことができるようにして欲しい。
A2 女性の視点を活かした取組みを進めることが必要であると認識しており、女
性のニーズにできるだけきめ細かく対応できるように努める。

Q3 子どもたちへの防災教育を、生涯にわたる災害対応能力を高めるという視点
から、より実践的、体系的なものにする必要がある。今後、防災教育を進める上
で、まずは、各校がどのような防災教育をしているのか、調査して欲しい。
A3 今年度中に防災教育に関する現状調査を行う。

Q4 大阪府の「学校における防災教育の手引き」は1996年に策定されているが、
そろそろ見直しを行うべき。
A4 手引きを見直し、市町村の教育委員会と連携して防災教育を進めていく。

Q5 高齢者や障がい者など、災害時要援護者について、まずは災害時の安否確認
体制の整備を行って欲しい。
A5 現在、大阪では(44市町村中)18の市町村で安否確認体制が整備されてい
る。2006年度を目処に府内全域で体制が整うよう努める。

詳しいやり取りは、府議会のホームページに議事録としてアップロードされます。
ただし、デジタル化されるまでに時間がかかりますので、
早く詳細を確認したい方は、事務所までご連絡下さい。

今回、防災について質問をするのは、私にとってはつらいものでした。

1995年1月17日、阪神・淡路大震災がおこった時、私は神戸に住んでいて、
被災しているからです。それは自分の成人式の二日後で、
地震の直後は、体が震えて止まりませんでした。

長田にある私の通った高校の近くは、一面の焼け野原になりました。
家がつぶれ、道が陥没し、電線が切れてぶら下がっている街。
見慣れた神戸の風景が一瞬で変わってしまった、あの喪失感を思い出しました。

質問の準備のために、震災に関する資料を読んでいると、
思わず感情移入して、泣きそうになったりもしました。

震災から10年後の今、私がこうして防災に関して質問をする機会をもらえたということは、
きっと生き残った私の役割なのだと思ったから、頑張ることができました。


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